【スコアパッド学習塾】ボールカウント/投球時のランナーの動きの書き方

野球やってるけどスコアの見方や書き方はよく分からない、分かるようになりたい—— 。
実はそんな方もわりと多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人。

どうも、”しがない草野球プレイヤー”のロムです。

私が所属するチームでは”凄腕スコアラー”の岩下さんが毎試合スコアをつけてくれるのですが、見方が分からないポイントなどを質問すると何でも答えてくれるんです。

先日、私が仕事の都合で試合に参加できず、代わりに試合結果のスコアだけ見せてもらいました。
そこで気になった点について聞いてみたので、皆さんにもぜひ共有させてください。

目次

ボールカウントの書き方

ロム
先日の試合はお疲れ様でした!行けなかったんですけど、惜しくもギリギリで負けちゃったみたいですね…参加したかった〜!

岩下
そうなんだよね、リーグトップのチームにかなり良いところまで追い詰めたけど、あと1歩ってところだったね。
ロムくんが来てたら変わってたんじゃないかな(笑)

ロム
いや〜、そんな良い試合だったのに行けなくて本当に悔しいですね……でも僕が試合出ていたらもっと点取れてなかったかもですね(笑)

岩下
あはは〜(笑)

ロム
ところでスコアを見させてもらったんですけど、いくつか気になったことがあるので聞いても良いですか?

岩下
もちろん。

ロム
これまではヒットとか四死球とか、打席結果について勉強してきたわけですけど、そういえばその打席内のボールカウントについて、まだあまり知らなかったんですよね。

岩下
そういえばそうだったね。
ボールカウントについては、打席結果の左側に書いてるのは知ってるかな?

ロム
はい、この部分ですよね。
改めてここを見ると、ボックス内に投球を左寄せと右寄せに書き分けているのが気になって。。。

岩下
ああ、これは直球と変化球で
書く場所を分けているんだよ。

ロム
なるほど。

岩下
左が直球で、右が変化球といった具合だね。

ロム
たしか……普通の丸は見逃しストライク二重丸が空振りを表しているんですよね。
じゃあこのバッターは変化球2つ見送ってストライクとボール、1-1から直球を打ちに行ってファール。
次の直球でヒットを打ったということですね?

岩下
その通り!

ロム
こうやって書いてあると、バッターがこの打席でどんな球を待っていたのか読めそうですね。

岩下
そうだね。
そうやって後から見返した時に、バッテリーの配給やバッターの待ち方など、次の対戦の時の対策の手助けになるよね。

ロム
自分の結果だけでなく、相手の情報まで事細かに記録してくれていると、色んな戦略に役立てられそうですね!
あと、この8番打者の時にファールを表す三角形が色んな向きに書かれていたんですけど、これにはどういう違いがあるんですか?

岩下
いいところに気が付いたね。これは、三角の丁度直角にあたる部分が、ファールの打球が飛んだ方向を示してるんだ。タイミングが合ってるかどうかや狙い球などの目安にもなるから、データとして活用できそうだよね。

ロム
そうですね。
このバッターは直球・変化球に関わらず色んな方向にファールで粘っていて、とても巧打者のニオイがしますね(笑)

岩下
そして最終的にしっかりタイミングを合わせられてセンター前!
敵ながらあっぱれだね、さすがリーグトップチーム!

ロム
8番にこんな良い打者がいたらそりゃ強いわけですね……(笑)

チェックマークの意味

ロム
それともう一つ気になったことがあって、たまに出てくるこのチェックマークみたいなものは何ですか?

岩下
こうやって投球の脇に書かれているチェックマークは、その投球の際にランナーに関するプレーがあったということを示してるんだ。

ロム
ランナーに関するプレーってことは、例えば盗塁とか?

岩下
うん、他にも暴投でランナーが進んだり、あるいは逆に盗塁失敗した時なんかもそうだね。
そして、投球の脇とランナーの両方にチェックマークを書いて対応させていくんだ。

ロム
ほう…?

岩下
言葉だと難しいよね、例えばここを見てごらん。

ロム
あっ!2つチェックが書いてますね!

岩下
お、わかった?(笑)
この場合だと、後ろの打者の2球目で前のランナーが「C.S.」したということがわかるよね。

ロム
そうですね!
で、その「C.S.」っていうのは…?

岩下
これは「Caught Steal」、つまり盗塁失敗を表すのさ。

ロム
なるほど。
だからこの人のスコアには内野安打で出塁してるのに、ツーアウト目が書かれているんですね。

岩下
そういうこと。
他にも「W.P.」とかね。
これはわかるんじゃないかな?

ロム
ワイルドピッチですかね!?

岩下
そのとおり。
ちなみにこういうプレーがイニング中に2回目、3回目と増えると、その度にチェックマークを増やして「✔️✔️」とか「✔️✔️✔️」と書いて、どの投球に対応してるか分かるように書くんだよ。

ロム
それは分かりやすいですね。
じゃあ改めてさっきのを見返すと……ほうほう、え、これなかなか凄くないですか!?

ロム
これうちのチームのスコアですけど、
このイニングでは先頭打者と次の打者が連続ヒットで出塁、続いてファーストゴロで右方向への進塁打、1死2・3塁。
そして次の上位打線に入った圧からか、相手のワイルドピッチの間に1点入って、尚も1死3塁。
最後に犠牲フライで生還と、すごく理想的な点の取り方ができていますね!

岩下
そうなんだよ!この回で1点差まで詰め寄ってかなり押せ押せムードで盛り上がってたんだ!

ロム
うわぁ〜、ますます行きたかった……(;_;)

岩下
来れなかったのは本当に残念だったね(笑)
でもこうして、その時の試合展開が手に取るように分かるのも、チェックマークを駆使して記録したスコアのおかげと言えるよね。

アフタートーク

岩下
今までは打席結果について見てきた一方で、
今日は1球1球の間に何が起きているかをスコアから読み解いていったわけだけど、どうだった?

ロム
そうですね〜、これまでは自分の反省のためと思っていたんですけど、今度は相手の情報を知って戦略に活かすことまで考えられるようになって、より深く読み解けるようになった気がします!

岩下
いいね!
その視点を持ってもらえたのが、スコアラーとしてなにより嬉しいな。

ロム
スコアの読み書きができるように勉強するだけのつもりだったのに、なんだか自分のプレーについて考えるきっかけが増えたように感じますね。

岩下
素晴らしいね。もちろん色んな見方があると思うけど、何であれチームの一人一人が活用してくれるとありがたいね。

ロム
スコアブック講座、チームのメンバー全員必修にしません?(笑)

岩下
ははは。そうしたいね(笑)

今回はボールカウントや投球時のランナー動きについて教わりました。
これからもスコアについて気になったことはたくさん聞いて記事にしていきます。
どうぞお楽しみに!

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