【神宮観戦記】7/22 ヤクルト 🆚 中日 ― 真夏の“ポケモンフェスタ”大空中戦を最新のスコアパッドでつけてみた|野球スコアの書き方

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さてさて、またまたやってきました番外編[生観戦しながらスコアをつけてよう]企画。今回も東京ヤクルトスワローズのホームグラウンド、明治神宮野球場にて生観戦しながら、従来とは少々趣を変えたスコアを付けてみました。

目次

ホームラン合戦にピッタリの「打球モニタ方式」

この日の試合は、両軍合わせて5本のホームランが飛び出す、まさに神宮恒例花火もかすむ大空中戦の様相で、大いに盛り上がりました。神宮の風にふわりと乗ってスタンドインした業あり弾あれば、弾丸ライナーで突き刺さる強烈な一発など、1本1本が本当に見ごたえのある美しいアーチの数々でした。

ただ、そんな興奮をただダイヤモンドにひし形(◇)を書いて、「はい、ホームランでした」というだけでは、スコアとしてどうにも物足りない気がして導入してみたのが、こちらの名付けて「打球モニタ方式」のスコアパッドです。例えば、ヤクルト2回裏の攻撃で飛び出した、ランナーを二塁において飛び出した内山壮真選手による豪快な第4号ホームラン。

一見して、どういう軌道を描いたホームランだったのかが、一目瞭然の分かりやすさで、試合を振り返ってみた時も非常に記憶と結びつけやすく、気に入っています。しかも従来のスコアは、「スコアが分かる人にしか理解がしにくい」という最大の難点がありますが、この方式であれば端的に、プレーとして何が起きたのかが分かりやすいと感じます。

さらにスコアを記載する際も、目の前で起きた打球の軌道をそのまま描き込むだけなので、特に難しさもありません。さらにその打席での結果も文字として書き添えることで、記録としての把握も明確にできるので、相当気に入っていますね。

ヒットやアウトの打球も記載

もちろんホームランだけでなく、ヒットはもとよりアウトになった打球についても描き込んでおくことで、バッターのその日の打球の傾向やジャストミート具合なども、見た目に分かりやすく整理できるので、「前の打席でどうだったか」がいわゆるプレーとしての結果だけではなく、立体的に見ることができる良さもあります。2回裏の1番バッターである長岡秀樹選手のヒットは、シングルではありながらも痛烈な打球で、思わず「★」をつけてしまいました。

仮にアウトになった打席であっても、野手の正面だった突いた鋭い当たりだったのか、そもそもタイミングが合っていないボテボテの当たりそこないだったのか、といったことも、打球の見栄えを自由に描きこむことができるこの方式であれば、文字でくどくど説明するよりも極めて直感的に把握ができます。

他にもさまざまなプレーが続出した”名試合”?

ちなみにこの日の試合は、勝敗に繋がるシーン以外にも、さまざまな球史に残る、、とは言わないまでも、ひじょうに印象深いプレーが各所で散見されたことでも、結構稀有な試合でした。なかでも自身初めて目の当たりにしたのが、「リクエストによる牽制タッチアウト」でした。

スワローズによる5回裏の攻撃時、先頭バッターとしてクリーンヒットで出塁した赤羽由紘選手のいる一塁ベース上で、そのプレーは起きました。

このイニングから変わったドラゴンズ三番手の藤嶋健人投手が、進塁を警戒した一塁ランナーに牽制球を送ります。赤羽選手もそれを察して、悠々と帰塁して一塁塁審もセーフの判定。ここまでは何気ないよくあるワンシーンでしたが、この際に一塁手であるサノー選手が、なんとドラゴンズベンチに対してVARでのリクエストを要求したのです。

帰塁のタイミング自体は完全にセーフであり、疑う余地のないプレーに思えましたが、意向を受けたドラゴンズ井上監督が正式にリクエストを要請。「一体、何事か?」と球場全体が固唾を飲んで、その行く末をオーロラビジョン越しに見守ります。

そこに映し出された光景は、牽制球が送られた瞬間のタッチプレーのタイミングではなく、サノー選手がボールを持ち続けたグローブを、ずっと赤羽選手のお尻付近に押し当てている最中に、帰塁のためのスライディングの姿勢から起き上がった赤羽選手が、わずかに一瞬だけ足も手もベースから離れているタイミングがあったというものだったのです。

果たしてリクエストの結果は「ランナータッチアウト」。サノー選手による左脳、、、見事な”頭脳プレー”に球場内は、なんともいえないざわつきに包まれました。

もちろん、スコア上には「牽制アウト」として記載するのがセオリーですが、いまだかつてこんなプレーは観たことがなく、つい文字で一部始終を記載してしまいました。これはなかなかの歴史的なプレーとして、記憶にもスコアにも残ることになりました。

まとめ

さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?

派手な空中戦の醍醐味もさることながら、こうした生観戦でしか味わうことのできない、いろいろなプレーも、記憶だけでなく記録として残せる【スコアパッド】。これからも様々な工夫で、野球のスコアをより楽しく、そして面白く記録できるよう、さまざまに改良を繰り返していこうと思っています。

[2026年7月22日 東京ヤクルトスワーズ 〔8-5〕 中日ドラゴンズ 第13回戦 @ 明治神宮野球場]スコア

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