お子さんの少年野球を応援するお母さんお父さん!
高校や草野球で裏方としてチームに貢献するマネージャーさんやスコアラーさん!!
いつもチームのためにごくろうさまです!!
今回のこの記事では、いつもお伝えしているスコアの書き方とは、ちょっと趣きを変えて、かなり実験的につくってみたデジタルのスコアパッドのテンプレートを携えて、神宮球場で実際のプロ野球の観戦をしに行ってきました。
何はともあれ、まずは簡単にどんな新しい要素を加えたスコアなのか、お見せしておきますね。
バッターボックスは「9マス・ストライクゾーンのスコープ方式」
まずバッターボックスですが、バッテリーによる「配球」といった点をスコア上でも再現できないものかと思い、テレビ中継ではすっかりおなじみの、ストライクゾーンを9マスに分割して、投球ごとの記載を行ってみました。

リザルトは「グラウンドマーカーへの直接フリー記載方式」
次に、打席での結果をつけるリザルトですが、こちらは大胆にもグラウンドの形状をモチーフにしたアウトラインに、打球の行方をフリー形式で直接書いてしまおう、という試みのもとテンプレートを用意してみました。

さぁ、果たして一体どんなスコアが出来上がるのでしょうか?
果たしてスコアを付けた結果と感想は?
この日の試合は、ロースコアで進む白熱の投手戦の様相で、9回では決着がつかず、延長にまでもつれこむ熱戦となりました。ですが、延長になった途端に一挙5点もの大量得点をヤクルトがDeNAに喫してしまうワンサイドゲームな展開で、あっさりゲームセットとなってしまいました。
そして、その一部始終を、スコアにしてまとめたのがこちらです。

もちろん座席からの観戦でしたので、厳密な投球のコースの正誤は問わず、あくまでバッターやキャッチャーの雰囲気から憶測したものも含まれています。それでも球速はつぶさに確認することで、直球や変化球の区別だけはほぼ間違っていないと思います。
どうでしょう?テレビ中継にあるように、まさしく9マスのストライクゾーンに描かれた各投球の推移がカバーできていると思いませんか?
ただし、このスコアの記載の難点といえば、とにかく「記載が試合の流れに追いつけない」という一点に尽きますね。THE 凝り過ぎです。さらに今回はストライク・ボールの区別を色替えで行ったために、そういった手間の点を考えると、ちょっと観戦時のスコア記載には不向きなのかなぁとは感じました。
なによりスコアをつけるのに没頭し過ぎて、全然試合自体のプレーを楽しめなかったのですから、「記録が大事!」とはいっても、やはり野球の試合自体を楽しむことも忘れてはいけませんよね。さすがにこれは盛り込み過ぎだったかもしれません。
グラウンドマーカー上への打球記載のメリット
ただし、リザルトの「グラウンドマーカーでのフリー記載方式」については、観戦中でも比較的簡単に記述することができ、打球の飛んだ方向だけでなく勢いなども工夫次第で再現できるので、これはなかなか面白いかな、と感じました。
例えば下記などは、試合終盤の7回表にDeNAの宮崎選手、松尾選手による二者連続ホームランが飛び出した場面なのですが、配球はもちろん直前のファールの打球方向なども記載することで、より立体的に打者とバッテリーとの駆け引きぶりが、記録に残せる利点はありそうです。

特に少年野球などのアマチュアシーンにおいては、例えその打席ではアウトになったとしても、打球自体はいい当たりを飛ばしていたのであれば、次の打席時点でのピッチャー攻略のヒントにもなり得ます。
なにより後で振り返った時に、パッと見ただけでその時の配球や、打球の行方が一目で思い返すことができるのも、すごく利点のある記載方式かなと感じました。
この「野球スコアブック講座」では、従来のスコアの付け方の解説も交えて、チームにとっていかに有意になるスコアとはどういったものかを、日夜考え続けて、今後も実験や提案を繰り返していこうと思います。
