野球やってるけどスコアの見方や書き方はよく分からない、分かるようになりたい—— 。
実はそんな方もわりと多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人。
どうも、”しがない草野球プレイヤー”のロムです。

私が所属するチームでは”凄腕スコアラー”の岩下さんが毎試合スコアをつけてくれるのですが、見方が分からないポイントなどを質問すると何でも答えてくれるんです。
クリーンヒットとクリーンでないヒット
前回フォアボールやデッドボールの表記を教わったロムは、次にスコアの「線」に注目しました。
(前回記事:【スコアパッド学習塾】打数に入らない打席の書き方)
打者が一塁に進んだとき、スコアにはダイヤモンドの一部に線が引かれます。
ヒットで出塁すれば一塁まで線が引かれる。
二塁打なら二塁まで、三塁打なら三塁まで。

ここまでは想像できます。
でも岩下さんのスコアには、くねくねと曲がった赤線で書かれている記録がありました。
ロム
岩下さん、ヒットのときに赤い線で表すのはわかるんですけど。
岩下
うん。
ロム
こんな風に、赤いくねくねの曲線で囲まれてるのは何ですか?

岩下
ああ、これはね。クリーンヒットと分けてるんだよ。
ロム
ほう。
岩下
クリーンヒットだった場合には知っての通りまっすぐ赤線を引いて終わりなんだけど、これは2-3だからキャッチャー前に転がった内野安打だね。
これみたいにクリーンヒットとは呼びにくいもの、つまり内野安打は曲線で囲むようにしてるんだ。
ロム
へぇ〜。
でも、記録上ではヒットはヒットじゃないですか?
岩下
そう、でもやっぱり見返した時に「これはどんなヒットだったかな」と思い出しやすいからね。
ロム
たしかに。出塁はしてもその内容があまり良くなかったらその選手は何か修正が必要かもしれないですもんね。そういうところまで分かりやすいのは、選手側も采配する側も助かりますね。
岩下
良い視点だね。
そういう使い方ができるのもこの書き方の利点になるね。
赤いヒットと黒いエラー
ロム
この黒い線は何ですか?
出塁はしているけど、赤じゃないところがありますよね。

岩下
これは、エラーでの出塁や進塁、フィルダースチョイスを区別するために黒で書いているんだよね。
ロム
なるほど。
岩下
ヒットで進んだ場合は赤だけど、こうした守備側のミスで進んだ場合は黒で書いているんだ。
ロム
ふむふむ。こうすると出塁したことは分かりやすいですね。
岩下
そういうこと。
だから、出塁した事実は線で残すのだけど、それがヒットによるものではないとわかるように、黒で書くようにしてるんだよ。
ロム
へぇ。これもあとで見返したときにわかりやすいですね。
岩下
うん。
ぱっと見たときに、「あ、これはエラー絡みだったんだな」とわかるわけさ。
ワンヒット・ワンエラー
ロム
例えばなんですけど、「ワンヒット・ワンエラー」みたいな言い方ってよくするじゃないですか。
岩下
あるね。
ロム
今日の試合にはなかったと思うんですけど、たとえばもし仮にワンヒットワンエラーで結果として2塁まで進んだとしたら、赤線で1塁まで、黒線で2塁まで繋いで書いたりするんですか?
岩下
そう!なかなか察しが良いね(笑)
もちろんシングルヒットがエラーによって3塁まで進んだら、黒線で3塁まで繋げるといいよね。
ロム
おお、やっぱりそうなんですね!
でもスコアでそう書いてあるのは、あまり見たことないなぁ。
岩下
これも僕のこだわりポイントだからね。
ロム
なんと、これもなんですか!?
岩下
そう、普通は多分こんな書き方しないんだけど、色で書き分けた方が僕もみんなも後で見返した時に分かりやすいでしょ?
ロム
たしかに、ひと目で何が起きたのかパッと分かりやすくて良いですね。
こんなプレーあったな…ってすぐに思い出せたり。
岩下さん独自の書き方だったとは、さすがです!
岩下
ありがとう。でもこれも、デジタルで記載してるスコアパッドのおかげかな(笑)
紙でもできなくはないけど、やっぱりスコアパッドみたいにデジタルだと色の使い分けが楽だから、こうした工夫もさっとできるんだよね。
ロム
スコアパッド、かなり気に入ってますよね(笑)
スコアってまだまだ紙の文化が根強いですけど、絶対に紙よりも色々拡張性ありそうだし、これからデジタルが普通になっていきそうですね。
岩下
実際使ってて相当便利だからね、もう紙には戻れないかな(笑)
ロム
ははは。こうしてスコアを工夫して書いてくれているのを知ったら、ちゃんと見返して次に活かしたくなりますね!
岩下
それはこちらも書き甲斐があるね!
ロム
とりあえず次の試合で「ワンヒット・ワンエラー」が起きたらまずスコアを見てみたいです!(笑)
岩下
くれぐれもエラーはうちのチームじゃないと良いな(笑)
アフタートーク
ロム
スコアって、記号を覚えるものだと思ってたんですけど、いろんな工夫が込められてるんですね。
岩下
うん。
もちろん基本は大事だけど、見返した時の見やすさも大事だからね。
ロム
何のためにスコアをつけているのか、そこが大事ですね。
とても勉強になりました!
岩下
うん、ぜひそういう目線で見てくれると嬉しいね。
またわからないことがあったら、何でも聞いてね。
今回は出塁時のスコアの書き方について教わりました。
これからもスコアについて気になったことはたくさん聞いて記事にしていきます。
引き続きどうぞお楽しみに!
