「突破8チームのうち、日本にとって最も現実的な難敵は準々決勝のベネズエラ。さらに先を見据えるなら、破壊力ではドミニカ共和国、総合力ではアメリカ、勢いではイタリアが要警戒」 です。日本自身は大谷翔平を軸に、MLB組9人を含む打線、堅守、投手層の厚さが強みと評価されています。
日本視点の優先順位
最優先はベネズエラ対策。 ベネズエラはプールDを3勝1敗で突破し、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス=ATL)を中心にルイス・アラエス(サンフランシスコ・ジャイアンツ=SF)、ジャクソン・チュリオ(ミルウォーキー・ブルワーズ=MIL)、サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ=KC)らをそろえる「切れ目の少ない打線」が最大の脅威です。日本戦では、長打警戒だけでなく、上位打線に出塁を許さないことが最重要になります。
次点はドミニカ共和国。 ドミニカ共和国はプールDを4戦全勝で通過し、フアン・ソト(ニューヨーク・メッツ=NYM)、フェルナンド・タティスJr.(サンディエゴ・パドレス=SD)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ=TOR)、マニー・マチャド(SD)、フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ=SEA)らのスター軍団で、単発の失投を一気に点に変える力が突出しています。日本がこの相手を想定するなら、四球と初球甘球を極限まで減らす投手運用が前提です。
8チームの特徴と、日本目線の対策
1. ベネズエラ
特徴
アクーニャJr.が旗頭で、アラエスの高打率・コンタクト、チュリオの爆発力、コントレラス兄弟やサルバドール・ペレスの中軸打点力までそろう、非常に完成度の高い打線です。2023年に続いて国際大会でのまとまりも強く、勢いで押し切るタイプではなく、タレントと機動力を両立しています。
警戒選手
筆頭はアクーニャJr.。加えてアラエスは「三振を取って流れを切る」が通じにくく、打線の潤滑油として非常に嫌らしい存在です。長打だけならチュリオやペレスも怖いですが、日本にとって一番面倒なのはアラエス型の出塁です。
日本の対策
右の強打者群を相手にするので、内角へ投げ切れる右腕と、タイミングをずらせる左腕の併用が鍵です。特にアラエスには“勝負球で空振り”を狙うより、ゴロを打たせる配球が有効。アクーニャJr.には走塁まで含めて一球ごとの集中が必要で、先頭打者出塁を絶対に避けたい相手です。
参照:【強敵ベネズエラ】侍JAPAN『準々決勝の相手…攻守で躍動感 ファンの熱狂的な大声援にも要警戒!!!』
2. ドミニカ共和国
特徴
今大会の突破チームで、純粋な打線の破壊力は最上位級です。ソト、タティスJr.、ゲレーロJr.、マチャド、ケテル・マルテ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス=ARI)、ジェレミー・ペーニャ(ヒューストン・アストロズ=HOU)という顔ぶれに加え、投手陣もサンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ=MIA)、ルイス・セベリーノ(アスレチックス=ATH)、クリストファー・サンチェス(フィラデルフィア・フィリーズ=PHI)らを抱え、短期決戦向きの層があります。
警戒選手
ソトは選球眼と一発、タティスJr.は長打と空気を変える力、ゲレーロJr.は失投一球で試合を傾ける打者です。マルテやペーニャまで含めると、下位まで“休める打順”がほぼありません。
日本の対策
正攻法の真っ向勝負だけでは危険です。長打を消すために、カウント球でストライクを取りに行き過ぎないこと、走者二塁での外野前進守備をむやみに増やさないことが重要です。打線には荒さがないので、むしろ“ソロなら許容、四球からの一発は厳禁”という割り切りが必要になります。
参照:【地上最強の陽キャ軍団】ドミニカ共和国『この“怪物”たちを誰が止められる⁉ 圧倒的・破壊的アーチ4発に戦慄…!!!』
3. アメリカ
特徴
今大会のアメリカは、過去大会よりも投手陣の格が高いのが大きな変化です。アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース=NYY)を主軸に、ブライス・ハーパー(PHI)、ボビー・ウィットJr.(KC)、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ=BAL)、カイル・シュワーバー(PHI)らの打線に、タリク・スクーバル(デトロイト・タイガース=DET)、ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ=PIT)、ローガン・ウェブ(SF)、メイソン・ミラー(SD)らが加わる構成で、総合力では優勝候補の中心です。
警戒選手
野手はジャッジ、投手はスクーバルとスキーンズ。日本にとって最も厄介なのは、速球だけでなく高品質の変化球で空振りを取れる先発が複数いることです。
日本の対策
日本打線は米国の剛腕に対し、早い回から“球数を投げさせる”発想が大事です。速球勝負に合わせ過ぎると押し込まれるので、逆方向への対応と四球獲得が重要。守る側では、ジャッジやハーパーにランナーを置いて回さないことが第一です。
参照:【衝撃のパテレデビュー!!!】アーロン・ジャッジ『世界最強打者もパテレ行き…甘い球を逃さなかった強烈先制アーチ!!』
4. イタリア
特徴
今大会のダークホース筆頭です。プールBを4戦全勝で首位通過し、最終戦ではビニー・パスクアンティーノ(KC)がWBC史上初の1試合3本塁打を記録。しかもチームは全試合で8得点以上を記録しており、単なる伏兵ではなく“勢いのある打線型チーム”になっています。
警戒選手
パスクアンティーノが中心で、ジャック・カグリオーン(KC)、アーロン・ノラ(PHI)らMLB色も強いです。短期決戦では、スターが数人いるだけでなく、打線全体に勢いが連鎖している点が危険です。
日本の対策
勢いのある打線には、立ち上がりで先制を許さないことが何より重要です。日本は2023年の準々決勝でイタリアを破っていますが、今回は前回以上に長打警戒が必要。特に中盤以降の継投で、右打者の外角一辺倒にならないことがポイントです。
参照:【WBC史上初1試合3発】パスカンティーノ『誰も寝てはならぬ…目の覚めるようなアーチ3連発でエスプレッソを飲み干せッ!!!』
5. プエルトリコ
特徴
ホームのサンフアン開催を追い風に突破。派手なスター不在と言われながらも、ノーラン・アレナド(ARI)の加入、エドウィン・ディアス(LAD)の復帰、捕手陣や救援陣の経験値で勝ち切る、非常に“試合運びのうまい”チームです。キューバ戦に勝って準々決勝進出を決めたのも、その勝負強さの表れです。
警戒選手
アレナドの守備と打席での存在感、そして何よりディアス。終盤で1点差になると一気に苦しくなります。捕手・内野守備も堅く、雑な攻めでは崩しにくいタイプです。
日本の対策
プエルトリコは“打ち合い”より“終盤勝負”に持ち込むと強いので、日本が当たる場合は中盤までに先発を降ろしたい相手です。守備力の高い内野に正面から打たされないよう、機動力とバントも含めて揺さぶりを入れたいです。
参照:【ワールドクラスの歓喜】ダレル・エルナイス『ド派手に決めた!劇的サヨナラ弾にスタジアムは熱狂の渦!』
6. カナダ
特徴
今大会で初の準々決勝進出。ジョシュ・ネイラー(SEA)、ボー・ネイラー(クリーブランド・ガーディアンズ=CLE)、オットー・ロペス(MIA)、タイラー・オニール(ボルチモア・オリオールズ=BAL)ら、従来より野手の層が厚く、MLB級のスタメンを組めるのが売りです。実際にプールAを首位で抜けており、“勢いだけのチーム”ではありません。
警戒選手
中心はジョシュ・ネイラー。加えてオニールの長打、ボー・ネイラーの捕手としての攻守も厄介です。今大会はカル・クアントリル(テキサス・レンジャーズ=TEX)の好投もあり、投手が試合を壊さないと打線が生きる形になっています。
日本の対策
長打型が多い一方で、アメリカやドミニカ共和国ほどの圧はないので、日本なら低め変化球でゴロを増やしたい相手です。むしろ怖いのは先制を許してカナダのペースに乗せること。守る側では外野守備の肩もあるので、単純な進塁狙いは慎重にしたいです。
参照:【試合ハイライト】キューバ vs カナダ|2026 ワールドベースボールクラシック | Netflix Japan
7. 韓国
特徴
2009年以来の突破。近年は苦戦していましたが、今大会はオーストラリア戦に勝って準々決勝に進みました。MLB組とKBOの主力を混ぜつつ、短期決戦らしい集中打とつなぎを見せるチームで、日本との対戦経験値も高い相手です。
警戒選手
イ・ジョンフ(SF)、キム・ヘソン(LAD)に加え、今大会の突破戦ではムン・ボギョン(LGツインズ・KBO)が4打点。さらに韓国系選手の編成強化も進めており、従来のKBOオールスター型とは少し違う顔つきです。
日本の対策
韓国は日本戦になると球際と配球の勝負に持ち込んできます。強振一辺倒ではなく、右打ちや進塁打まで含めてゲームを作るので、日本としては守備ミスを絶対に出さないことが大切。感情戦にせず、先頭打者を淡々と切ることが最善策です。
参照:【韓国の筒香】ムン・ボギョン『なんという勝負強さ!チームに勇気を与える先制2ラン&タイムリー2本✈️3安打4打点の大暴れ!!!』【韓国のヌオー】
8. 侍ジャパン
特徴
プールCを首位通過。大谷翔平(LAD)を中心に、MLB組9人を含む史上屈指の厚い陣容で、強打・機動力・堅守・投手層のバランスが非常にいいチームです。大会連覇へ向け、現時点でも最も完成度の高いチームの一つと見ていいです。
注目選手
当然大谷が筆頭ですが、鈴木誠也(シカゴ・カブス=CHC)、山本由伸(LAD)、今永昇太(シカゴ・カブス=CHC)級の投打の軸に加え、岡本和真(TOR)や村上宗隆(シカゴ・ホワイトソックス=CWS)の長打が噛み合うと破壊力が増します。チェコ戦では村上が満塁弾を放ち、打線の厚みを示しました。
勝ち筋
日本は相手の土俵に乗らず、先発で主導権→中盤で追加点→終盤は守備と継投で締める 形が最も強いです。ベネズエラ戦で重要なのは、打ち合いにしないことと、上位打線の出塁を抑えることです。
参照:【憧れ不可避】大谷翔平『大谷翔平が大谷翔平してるッ!!! 異次元の満塁弾含む3安打5打点で侍打線に火をつけた!!!』
